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私はvim歴約10年であり、会社パソコン(windows10)でも使うほどvimが好きです。
しかしこういった人間は世の中で少数派なようで、大半の人は「linuxにインストールされてる標準エディタ」と言う理由だけで仕方なく使っているように思います。
そう言う方にvimの良さを伝えようとしてもイマイチ伝わらない気がしますが、それはやはりvimの なんかめんどくさそう と言うイメージがあるからだと思っています。
と言うことで今回は そんなにめんどくさくないvimの便利な使い方 を書きたいと思います。
今回の内容は基本的に
な内容になっている(はず)です。
まずはもっとも基本的なところから。
ある程度タイピングが得意な人だとブラインドタッチ(手元を見ずにタイピングすること)ができると思います。
しかし上下左右の移動と言うのは一般的に右手の下の方にありホームポジションから手を離す必要があり、タイピング速度の低下に繋がってしまいます。
vimではコマンドモード(escを押した状態)の時、上下左右のキーを押すことなく移動ができます。
移動は以下のキーで可能です。
左: h
下: j
上: k
右: l
これを見て、なぜこのキー?と思われるかもしれませんが、実はこれ右手のホームポジション付近
のキーなのです。
右手のホームポジションは
hjkl
^ ※jがホームポジション
となっています。
これに上下左右のキーが割り当てられているイメージです。
つまり
h | j | k | l |
---|---|---|---|
左 | 下 | 上 | 右 |
このようになっているということです。
このキーを使っての移動は当初なかなか慣れませんが、一旦慣れてしまうととても便利です。
私の経験では、1週間くらい意図的に使っていれば慣れてきました。なので頑張って1週間は試してみて欲しいです。
普通のエディタであれば、Shift
を押しながら移動すれば範囲指定ができます。
しかし実はこれ、vimでもできるのです。vimにはビジュアルモード
と言うモードがあり、そこでは選択した範囲に処理をできます。
範囲選択には3つのモードがあります。
いずれもノーマルモード中に
なりますが、
キー | 動作 |
---|---|
v | 押した点を起点にして選択 |
Ctrl + v | 矩形選択 |
Shift + v | 行単位の選択 |
と言うようになっております。
ちなみに範囲を選択した後はノーマルモードと同様の処理ができます。
選択した範囲をコピーするならy
, 消すならx
, 置換するならr
などです。
長いファイルを編集する時、ある部分を見ながら別の部分を編集したいと言うことがあるかと思います。
そんな時、vimならコマンドだけでできます。
コマンドモードの状態で
:vs
と押すと、画面が縦に2分割されるかと思います。これでファイルのある部分を見ながら編集ができるようになります。
ちなみに画面間を移動するには`ctrl + w + w (ctrl押しながらw2回押す)でできます。
なお、横に2分割するには
:sp
というコマンドを入れればOKです。
以上、vimについて初心者から中級者に上達するための記事でした。
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2021/03/21 00:35:20
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