スポンサーリンク
最近はAWSを使うことが増えたので、オンプレミスのサーバ設定をする機会がすっかり減りました。
そんな中、久々にオンプレミスのサーバ、しかもubuntu(普段はCentosが多い)の設定をやることになり色々調べたのでメモしておきます。
ネットワークの設定は設定ファイルに記述することで永続的に(リブートしても消えないように)設定することができます。
設定ファイルは/etc/network/interfaces
です。
普通のIPv4アドレスを固定的に設定する方法です。
例としてeth0に固定IP設定を行います。
# vim /etc/network/interfaces
---------以下を追記---------
auto eth0
iface eth0 inet static
address 10.0.0.100
netmask 255.255.255.0
broadcast 10.0.0.255
gateway 10.0.0.1
次にDHCPで動的にIPアドレスを取得する設定です。
# vim /etc/network/interfaces
---------以下を追記---------
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
次にブリッジインターフェイスの設定です。
これを行う場合には、事前に必要なパッケージをインストールしておきます。
# apt install bridge-utils
これでブリッジを管理することができます。
次に設定ファイルには以下のように書きます。
# vim /etc/network/interfaces
---------以下を追記---------
auto br0
iface br0 inet static
address 0.0.0.0
netmask 0.0.0.0
bridge_ports eth0 # スレーブとして設定される物理NIC
bridge_stp off
bridge_maxwait 0
上記の設定ではインターフェイス自体にIPアドレスを持たない設定ですので、純粋にブリッジとして動作します。
IPアドレスを付けてL3SW的に動かすこともできます。
最後にVLANの設定です。これを使うことで例えばKVM等の仮想マシンに対して1つのインターフェイスを分割して使わせることができます。
この場合も事前に設定が必要です。以下コマンドを実行します。
# パッケージのインストール
apt install vlan
# VLANモジュールの読込
modprobe 8021q
echo '8021q' >> /etc/modules
これでVLANが使えるようになりました。
ネットワーク設定としては以下を記述すればOKです。
# vim /etc/network/interfaces
auto eth0
iface eth0inet manual
auto eth0.100
iface eth0.100 inet manual
vlan-raw-device eth0
上記の設定でVLAN100が使えるようになります。
以上、ubuntuのネットワーク設定でした。
スポンサーリンク