Apigee入門 | 瀬戸内の雲のように

Apigee入門

Posted: 2018-02-13


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目次

背景

mode2とかデジタルトランスフォーメーションとか最近よく聞くようになりました。

これらの言葉が出てくるとき、必ずと言っていいほどセットになるのが API
です。APIによって物やサービスを組み合わせることが容易になり、想像もしなかったような新しい何かが生まれるー。 APIはそんなすごい可能性を秘めているらしいです。
関連記事: APIをざっくり説明すると

APIゲートウェイ的な概念

そんなAPIですが、最近ではAPIゲートウェイとかAPIマネジメントというような概念ができています。これはAPIを集約したり管理したりするような物だと言えるかと思います。

 
もう少し具体的に言うと、例えばサービスの設定を行うAPIと課金に関わるAPIなど、1つのサービスでも複数のコンポーネントを使っていることは多いかと思いますが、それらを統合し1つのAPIに見せることでユーザーの利便性を向上させることができるかと思います。

 
また近年、google等はAPIを使ったビジネスモデルとして 月間◯◯コールまでは無料だけど、それ以上は有料 のように使用量に応じて課金額を変動させるような提供形態を取っています。

このような場合にはどのユーザがどれくらい使ったかを管理する必要がありますが、APIゲートウェイを使えば既存のAPIにそういった機能を付加することもできます。

Apigeeとは

前置きが長くなりましたが、Apigeeとは、google社が提供するAPIゲートウェイ的な製品です。
上述の通り、複数のAPIを組み合わせて1つの(新たな)APIとして見せたり、既存のAPIに管理機能を付加することができます。

この分野では先駆け的な製品であり、元々はスタートアップ企業(Apigee社)が提供していたのですが、googleに買収されたという経緯があります。

Apigeeでできること

Apigeeは色々な機能のパーツを組み合わせて様々な処理を作ることができます。
なので、ある意味ではプログラミングのように(自分で作れば)何でもできます。

Apigeeの利用シーン

次のような要望の場合にApigeeが使えるかと思います。

  • 複数のAPIを1つのAPIとして(同じURL)見せたい
  • 複数のAPIのレスポンスを組み合わせて1つのレスポンスとして見せたい(マッシュアップ)
  • APIにoauth等の認証機能を付けたい
  • APIにユーザ単位で利用量の制限をかけたい
  • APIに対して課金したい
  • 古いSOAPインターフェイスのAPIをRestとして提供したい

Apigeeの提供形態

Apigeeは基本的にSaasもしくはPaasとして提供されます。
つまり、基盤となる設備は提供事業者(google)が運用し、ユーザはWEBブラウザ経由で設定を行うという提供形態です。

この形式のメリットとしてユーザは基盤の冗長化や収容設計などを考えず気軽にサービスを使うことができる、という点です。

Apigeeの提供事業者

もちろんgoogleが提供しているのですが、富士通やNTTコムなどの事業者も提供しています。
google社が提供するサービスとの違いは提供形態や契約期間、独自機能の提供などです。詳細は各社のホームページ等を見て頂ければと思います。

Apigeeの長所/短所

ここからは主観なのですが、実際に半年程度利用した感想として長所/短所を書いてみたいと思います。

長所

やはり(この分野では)歴史が古く、利用実績が多いことが長所と言えるかと思います。
具体的には

  • バグが少なく安定している
  • ドキュメントやコミュニティでのやり取りが充実しており、自己解決できる点が多い
  • 一般的に使われる機能(課金や認証)が充実している
  • サポートが付いている

などの点が長所と感じます。

短所

一方短所としては、

  • 独自の設定のため、学習コストが高い(一般的なプログラミング言語はほぼ使えない)
  • 日本語のドキュメントはほぼ皆無
  • 基本的に有償

という点が挙げられるかと思います。

まとめ

この分野ではまだ製品の選択肢が少ない状況ですが、今後はもっといろいろな製品が出てくると思っています。


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